25歳独身女性講師の料理教室での出会い

一度失くしたものは二度と手に入らないことを
私は失ってから気付く。
小学生のときに通っていた塾の先生が、海外旅行のお土産に
くれた栞がある。そこには英語でこう書かれていた。

『no pain no gain』

あれから十年以上経ち、行き着いた就職先は
勉強とは全く無縁の料理教師の講師だ。
高校を卒業してからは調理師専門の学校に通い資格をとって料理教室に
就職した。一日パソコンを見つめ事務作業をするOLの生活に魅力を感じられなかった。

職場にはまったく出会いがない。
同期もお客さんも女性ばかり。ここまで出会いがないとは思わなかった。
しかもそんな環境にいるのに、彼氏と別れてしまった。
喧嘩して、そのまま別れたのだ。

現在、彼には着信拒否をされている。そしてfacebookではブロックされている。
とことん拒絶されている。
これが本当に嫌われるということなのか、ということを実感した。
面と向かって言い争えるうちは、仲が良いのだ。
本当に嫌になられたら、縁を切られてしまう。

一度失ったものは、もう戻ることはない。
彼は痛かったのだろうか。私に痛い目にあわせられたと思っているのだろうか。
もしそうであれば、次の相手とは幸せになってもらいたいと思う。
『no pain no gain』
彼は痛かったのだろう。その痛みから何かを得たのだろうか。
私は彼に謝りたい。でも、彼はそれすら受け付けてくれない。
私は彼の痛みに対して何もしてあげられることがない。むしろ向こうからしたら関わられること
そのものが迷惑で、傷をえぐるような行為なのだろう。

最後にあって喧嘩になったとき、頭に血が上り感情的になって、心にもない思ってもいない
ひどいことをたくさん言ってしまった。
そして彼は、ただ黙って去っていた。その後着信拒否。

人を傷つけたのなら、結果的に回り回ってそれは自分に返ってくる。

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